家の状態を知ろう(豆知識④)

*壁の劣化・チョーキング

 外壁にさわると手に塗料の粉のようなものが付く現象をチョーキングと言います。
サイディング壁の塗り替えの目安とされています。長期にわたり、雨、風、太陽熱にさらされ、表面の塗料が劣化して塗膜が粉状になります。
 このような状態になりましたらメンテナンス時期とお考え下さい。

*壁のクラック

 クラックとは壁のヒビ割れの事を言います。
 ヒビ割れた箇所からは雨水が内部に浸透して、中の木材を腐らせる原因になります。また、ヒビ割れた箇所がやがて広がっていく場合もありますので、早めに補修する事をお奨めします。

*塗料の剥れ

 部分的なおうとつでの剥がれは、その箇所を修復すれば良いのですが、平らな面で塗料が剥がれてくると、全体的にメンテナンスを行う時期になっていると想定できます。
 プロの目で無料診断致しますので、お気軽にご連絡下さい。

*鉄部の腐食や錆

 鉄部に腐食や錆が見つかったら早めに修復しなければなりません。一箇所錆びが出ると、見る見るうちに周囲に錆が広がっていきます。特にベランダなど人が乗る場所は危険を伴いますので、一刻も早く修復しましょう。

 錆びや老朽化が原因と想定される事故の例はこちら

*コーキングのヒビ・割れ・剥れ等

コーキングとは、サッシまわりや窓枠などの周囲、部材の接ぎ目部分などの小さなすき間に、パテ状の充填材を詰めることです。この充填材のことをコーキング材と呼びます。

コーキングは、水密や気密を目的としていて、経年劣化でできたひび割れなどを埋めるたりすることに使われることもあり、すき間への詰め物をシーリング材と呼びます、かつては、シーリング材全体をコーキング材と呼んでいたこともあり、シーリングを今でもコーキングと言うことがあります。

これらは長い年月を経ても硬化しにくい材質が研究されていますが、ひび割れや剥がれが確認できたら全体的にメンテナンスをするサインとなっています。(一部All About住まい用語より抜粋)

*屋根・壁のコケ・カビ・汚れ等

住宅の立地環境にもよりますが、コケ・カビ・汚れが蓄積されて目立ってきた頃には、塗布してある塗料も剥がれやすくなっていることが多く、除去するには高圧洗浄機を使用する事が多く用いられますので、その際にメンテナンスを行いましょう。