業者によって金額が違う?(豆知識③)

業者によって見積もり金額が違うのは主に以下のような理由があるからです。

1.材料 (材料のグレード/グレードが良い程材料が高い)の違い
 屋根の施工事例ページでもご案内しましたが、材料(塗料)もピンからキリまであります。安い材料を使用した見積もりを出せば全体的に安くなるのは当然の事ですね。
 弊社で一番多く質問を受けるのが「どれくらいの耐久年数があるのか?」です。安い素材を使用すれば、耐久年数は短くなりますので、俗に言うメンテナンスサイクル(塗り替え時期)が早く来ます。
 そこで、よく考えてください!一度の施工費用(材料代を差し引いた工事費用)は同じですから、少しの違いならメンテナンスサイクルが長い方が全然「お得」と言う事になります。
 弊社は「低価格が最優先!」と言うお客様以外は普通レベル以上の素材の使用をお奨めしております。

2.施工の中で元請・下請がある場合、マネージメント(仲介手数料)の発生
 工事を注文する場合、大手ゼネコン、工務店、直接塗装業者へといろいろな依頼をする方法があります。見出しを見てお察しの事と思いますが、元請け・下請け・孫請けまであると中間マージンがそれぞれに発生して、実際に施工する塗装業者は材料費を最小限に抑えなければなりません。

3.大手の場合、営業経費・宣伝広告費等の経費が掛かっている
 営業マンが訪問して「そろそろ塗り替え時期ですね」と声を掛けられた方も多いと思いますが、営業マンが塗装会社の社長ならともかく、そうでない場合はその営業マンの給料もいくらか上乗せされているのは当然の事です。それでも見積もり金額が同様な場合は材料費を抑えていると思った方が賢明でしょう。

※ポイント・・・材料を安く仕入れるのには限界があります。大手の方が多少は安く仕入れられますが、大差はありません。